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Visions of Masochist
自分を律し、行き先を指し示す【Vision】。 しかし、行き先の分からない「背徳の幻想」が、私の中には存在する。
頭で達する絶頂【07】
 「聖水」を口にするまでには、誰でもいくつか「段階」を経ているはずだと思う。最初からいわゆる「人間便器」(聖水、と言いながら便器というのは矛盾していると思うけれど)の形で聖水を受け止めた人は、上手に目的を遂げることができただろうか。私が初めて口にしたのは、ガラスのコップに入った「液体」だった。
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頭で達する絶頂【06】
 たまたまちょっとした状況が重なり、私はその時、かれこれ15年ぶりほどの「禁欲」状態にあった。

 どこまでを「禁欲」とするかは、そういったことを調教に取り入れられている方から見れば様々だと思うけれど、私にとっては、射精をしないで数日以上過ごしたことは「禁欲」と言うに十分だったと思う。
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頭で達する絶頂【05】
 男性の身体が求める「絶頂」は、身体の中に溜め込んだ苦痛を一気に放出する時に訪れる。ならば、浣腸の苦痛によって「崩壊」する瞬間に射精できなかったなら、その時身体の中に猛った衝動は、一体どうなるのだろうか。

 浣腸の苦痛を、自分一人で耐えきるのは難しい。また、一人きりでは崩壊の瞬間に、射精の快感を味あわずにいることはできず、私は最近まで、「本当の限界」まで浣腸の苦痛に耐えきれたことは無かった。
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【目次】「仮面舞踏会」
 まだ「出会い系」サイトという言葉がなかった頃、SM嗜好を持つことに悩みながら、人生の一瞬の中に、同じ言葉で話しができる人達と出会う場所を探していた私達は、「仮面舞踏会」と名付けられたChatRoomを見つける。

 S・M、自分がどちらの嗜好を持つのかを語ること自体が「変態性癖のカミングアウト」だった頃、同じ想いと苦しみを語り合ったサロンの思い出。


【目次】「SMツーショットダイヤル」
 インターネットの登場以前、一人で自由に使える部屋と、電話回線を手に入れた「私」は、SM雑誌の広告に掲載されていた「ツーショットダイヤル」に魅せられていた。

 高額の費用と、得られる会話の空しさに飽きはじめていた頃、ちょっとした興味から、「女を装う」ことを覚えるきっかけになったエピソード。

【目次】「映画館」
頭で達する絶頂【04】
 性的な昂奮を一方的に与えられて到達した「頭で達する絶頂」は、それまで、女装して男性から与えられた性の悦楽とは少し、違うものだったのかもしれない。

 考えて見れば、一人の「生物学的な牡」が、「生物学的な牝」と性の悦楽を育むことは、元々当たり前のことだ。男性の心と体を持つ私が、女装し、男性からM「女性」として扱ってもらわなければ、求めていたMの快感に到達できないと考えていたことの方が、不自然だったのかもしれない。

 あれほど、長い間「M男性」としての自分を受け入れられなかったことが、今になって見れば少し不思議に思える。何のためらいもなく「S女性」から「M男性」として扱われることで得た絶頂が、猛々しい性器からの射精を伴わないものだったことだけが、「生物学的な牡」の形に合致しないだけのことなのだろう。

 一方、「射精的」な快感は、何も、射「精」に限られないのも、M男性なら知っていることだと思う。
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頭で達する絶頂【03】
 初めて麻縄で全身を完全に拘束された時、確かに私は「縄酔い」し、後手に縛られ、片足の爪先だけを床に触れさせながら何分間も痙攣し続けていた。

 両腋を晒した奴隷の姿勢で拘束され、背中一面に蝋燭の雫を受けながら、そのまま「身体の絶頂」を迎えたこともあった。

 いずれも私は女装していたし、相手は男性だった。

 それからしばらく時間が過ぎた後、私は女性から受ける新しい種類の絶頂を味わうことになる。
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頭で達する絶頂【02】
 男性の絶頂の瞬間は、「射精の瞬間~射精が終わるまで」である。このことをもう一段高いところから眺めてみると、

 「射精をもたらす主原因は何か」という疑問が生まれる。

 男性の性は単純であり、どんな状況下に置かれても、前立腺を上手く刺激されれば射精するだろうし、もっと単純に言えば、亀頭の部分にバイブレーターを当て続けて射精に至らないことはまずあり得ない。

 射精した後も刺激を続けていけば立て続けに射精できるのかどうかは個人差もあると思う。でも、少なくとも単純な振動、擦過刺激を続ければ射精には至ることができる。興奮しているか否か、性器が屹立しているかどうかにはあまり関係がないだろう。

 そして、性器への擦過刺激以外の方法でも絶頂を迎えることができるM男性が存在する。私もその一人である。

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頭で達する絶頂【01】
 少し前のエントリー「S女とSEXする」ということで、主従の関係を保ちながらSEXすることについて書いた。

 「SEXする」ということは、動物の本能的行為でありながら、人間の男性にとっては時に「性器がその行為に反応しない」という状態になる恐怖と隣り合わせの行為である。

 最近では「ED」という言葉でその状態を表すこともあるけれど、少し前には、「一人前の男性にあるまじき不具合」という侮蔑的なニュアンスの含まれた言葉で表現されていたとおり、魅力的な女性を目の前にしたら出来て当然のこと、と思われがちだ。

 けれど、実際はそう簡単ではない。

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「乱心」と「怒り」を感じた時
 FC2ランキングの「SM」カテゴリには、毎日のように一人の読者として驚きを禁じ得ないほど刺激的で美しいblogが増えていく。

 アダルトblogを初めて書いてみた私にとっては、「こんな綺麗な女性がこんなことまでされている写真(動画も)が見られるなんて・・・」と圧倒され、一面では、技術的にとても完成度の高い情報が詰まったblogを拝見してまた圧倒される。

 「軌跡」とは謳ったものの、このblogはもともと手元に書きためていた「妄想を展開する」シリーズなどの小説もどきを公開したらどういう反応があるのかな、と思ったことが契機だった。

 妄想にとどまっていた自分の中身を展開することにかまけてみたりすることも多い私は、今ひとつ「今の自分の感情」を表現するのが苦手なタイプで、それは、blogにも現れているように思う。
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