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Visions of Masochist
自分を律し、行き先を指し示す【Vision】。 しかし、行き先の分からない「背徳の幻想」が、私の中には存在する。
バランス
 ~バランス~

 均衡の取れた釣り合い、等しい振れ幅、対称、動きながら安定しているモノ・・・。

 「バランス」という言葉から連想するのは、そんな状態だ。

 バランスの取れた○○。

 悪い意味では使わない言葉だ。
 静的なバランスをとることに比べて、動的なバランスをとることは難しい。揺れているモノの振れ幅をコントロールできるだけの支点が整わなければ、簡単にバランスは失われ、元の形を失う。

 御主人様と私も、振れ幅の激しい釣り子のようなものかもしれない。思いもよらない方向からの振れに翻弄され、突然激しく振れ始めた状態をどうすることもできず過ごしている。振れに任せた一時の後、やがてバランスの取れる位置を見いだせるのかどうか、今は自分でも解らない。

 「かけがえのない人と寄り添って生きる」

 かけがえのない人は、一人だけとは限らない。けれど、寄り添っていられるのは一人だけだ。それは、主は奴隷を複数持つことができても、奴隷にとって主は一人きりの存在であることに似ているのかもしれない。

 「表」の世界の不満やつらさを「裏」で解消することを、私は望まない。「裏」の私が「裏」の世界で卑屈にならないためには、「表」の世界の課題や試練を、「表」の中で解決できるだけの器量を持たなければ、と思う。

 全てをぶちまけ、それでも望むまま甘美な苦痛を与えてもらい、一時「表」の苦しみを忘れるような私に、なりたくない。

 乗り越えなければならない頂きは、登って平地に降りたところで初めて克服できるような気がする。

 私にとって、御主人様は唯一無二、何にも代え難いかけがえのない存在である。今はそれしか伝えることができないけれど、敢えて、伝えたいと、思っている。
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