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Visions of Masochist
自分を律し、行き先を指し示す【Vision】。 しかし、行き先の分からない「背徳の幻想」が、私の中には存在する。
In the Dungeon
 「BDSM」で検索して出てきたところを、いくつか見て回る。「BDSM Japan」などとすると途端に一件もひっかからない。

 (これだけ流行ってきてるはずなのになぁ・・・)

 ぽつりとそう思っていると、丁度「仮面舞踏会」を見つける前頃、ネット上の「チャット」にSMをテーマにしたものが一つも無かった時に似た感覚を覚えた。
 そうだ。私は丁度その頃、本当にあてどなく、「日本人のSM愛好者」を探していた。

 否。本音では、「SM愛好者」ではなく、「S女性」を探していたのだろう。圧倒的に20代~30代の男性しか存在しない空間では、それは叶わぬ夢だったけれど、それでも時には「これは?」と思う女性とすれ違うこともあった。

 Sの性癖をもつ女性と、すれ違いとはいえ会話することができた瞬間、「SM世界」と「実世界」が本当に繋がっていることをやっと理解したような気がする。

 足の爪先を舐めたいと思うこと、縛られて自由を奪われた上、思うままに打擲されてみたいと願うこと、身体の中でくすぶる破壊されたい欲をもてあましながら過ごしていること・・・。

 それらは、リアルタイムでS女性と会話を交わすまではどこかあやふやな概念の中に閉じこめれたものだった。
 独特のスラングが入り乱れるIRCチャットは、心の底からそうしたリアル感を醸成するには敷居が高すぎたし、身体の状況、責めの方法をキーボードから入力して展開していくためには時間が掛かりすぎて相手にされなかった。

 日本語であればそこそこ描写力があると自負していた私は、早く日本人が集う場所にSMを題材にしたチャットがあれば、と
ずっと思っていた。


 昨日は、Second Life内で、日本人女性風の名字を選んだ女性プレーヤーに出会った。初めて歩く広大な思想世界の中に、同じ言葉を解する人間がいるのはとても心強いことだ。

 「Dungeon」と名付けられたプレイルームには、大がかりな責め具がいくつも並んでいる。たまたま一人の男性が声を掛けて来るときもある。しかし、いきなり犯そうとするのモノあり。また、ちょっと試しにプレイしてみると「俺がオンラインの時は必ず俺に挨拶をさせろ」とか少々現実味のない束縛を仕掛け、「御主人様と呼べ」を強要されるのには閉口している。

 古今東西、男性というのはそういうもの、なのかもしれない。

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