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Visions of Masochist
自分を律し、行き先を指し示す【Vision】。 しかし、行き先の分からない「背徳の幻想」が、私の中には存在する。
映画館・3回目【02】
 後ろの席の男性は、私の首筋の周りに両手を伸ばし始め、耳たぶの下、首筋、顎の下、とゆっくりと、指の腹でつまむようにしながら撫で続ける。無意識に、頭が後方のビロード地の椅子に吸引されるように、刺激の続きをせがんでしまう私。


 右側に座った男性は、私の右肘の内側とひざの周りを左右の手で同時に触っている。ストッキングの上を滑るように往復する生暖かい指先が、はっきりと、私の淫らな心を刺激し続けている。


(だ・・・、だめッ・・・、おかしくなるッ・・・!)



焦れったく、もどかしい指先の感触に、身じろぎせずにはいられなかった。その動きが、指先をふりほどこうとしたのか、もっと食い込ませようとしたのか、自分ではもう分からない。押しとどめることが出来なくなったため息は、明らかに喘ぎ声に変わりはじめている。


 周囲の男性たちが毎週のように見慣れている「堕ちた女」の表情を、その時の私はきっと見せていただろう。切ない恥辱に塗れた私が「堕ちる」瞬間を、巧みに捉えた男性たちは、拒絶の反応を示さなくなった私の身体に、一気に荒荒しい愛撫を繰り返した。


 突然、厚い手のひらでぐっ、と手首をつかまれ、右隣の男性自身をつかまされました。


(えっ、ちょ・・・、ちょっ・・・と・・・!)


 剥き出しになり、黒光りする男性自身を包み込まされた自分の手のひらから、男性特有の爆発的な性衝動が脈打つのを感じ、躊躇しながら手を引っ込めようとした。


 男性が、そんな緩慢な動きを見逃すはずも無かった。左隣の男性は私の上着に手をかけ、慣れた手つきでボタンを一気に外す。さっき買ったばかりのスーツは、男性自身を握らされた右手の手首に絡まった無惨な姿を晒している。


 右手を自由にすることに気を取られている間に、後ろの席の男性は、手のひらで首筋を撫でることに厭きたらず、ねっとりとした舌を這わせはじめていた。身体全体を男性の舌で舐めつくされるような錯覚に襲われ、首を捩りながら男性の舌からのがれようともがくしか、私には出来なかった。


 右手と首を絡め取られ、座席に拘束されたキャミソール姿の「女」の左手を、また後ろの男性がつかむ。そのまま手を上げさせられ、左腋を完全に露出してしまった私は、また、反射的に左手を引っ込めようとした。


 犯され続ける両手と首筋に気を取られた私は、さらに別の男性に、力の弱まったひざを力任せに開かれ、4人目の男性が私のスカートに顔をうずめた。でも、もうその顔を抑えるはずの両手の自由を取り戻すことはできない。右隣の男性は、破裂しそうな程堅くなった自分の男性自身をしごくように、私の右手を導いていた。


 私の左の腋下にも指先を伸び、じっとり汗ばんだそこを触っている。スカートは顔を潜り込ませた男性の頭によって捲り上げられ、ストッキングに包まれたショーツが周囲には丸見えだった。


 私自身も、既に隆起していた。柔らかく滑らかな小さいショーツは、恥ずかしいほど膨らんでいる。スカートの中から顔を上げ、それをじっとりと湿った視線で凝視した男性は、いい?と小さく聞くと私の返答を待たずに、ストッキングに指を突っ込んで両方に一気に引き絞った。


ビッ、と音がしてストッキングの股間に大きな破れ目ができる。


(いやッ!・・・)


 自分の痴態に目を向けていられず、顔を背けると、後ろの席の男性が、両手で私の顔を掴み、両手の中指と薬指が、私の口を無理に開いていく。
 スカートに顔を埋めた男性は、いきなり立ち上がり、開いた私の唇に、自分自身をねじ込む。無理矢理咥えさせられた私は、むせかえるような男性の匂いに吐き気をとどめることができず、ポロポロと涙を流しながら、喉の奥を犯されていた。


 苦し紛れに口を開けて男性のものを離そうとすると却って首筋の両手の力は強くなり、赦してもらえなかった。後ろの座席の男性が、そのまま両手で私の耳の上あたりを掴む。激しく前後に振りたてられると、右手を犯す一人の男性が、自分への注意が薄まったと感じたらしく、軽く私の二の腕を叩く。


 両手、首筋、喉・・・全身に注意が分散している間に、私は更に衣服を剥がれ、露出させていた。私の両足の間に立て膝で座った男性が、金歯の光る八重歯を見せながらにやり、と笑った後、いきなり私を口に含み、前後に顔を振り立てていく。動きを止めていた私の右手は強くしごきたてることを要求し、私自身は、激しく唇に吸いこまれていた。


 異常な行為に興奮していた私はすぐに絶頂へと走りあがっていく。私が感じているのがわかると、あとの2人も力をこめて私の首と手を振りたてつづける。


あっというまに、私は絶頂を極めていた。

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テーマ:女装 - ジャンル:アダルト

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