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Visions of Masochist
自分を律し、行き先を指し示す【Vision】。 しかし、行き先の分からない「背徳の幻想」が、私の中には存在する。
フランス書院文庫~蘭 光生作品~
インターネットがなかった頃、大抵の男性が初めて「エロ本」を手にするのは、河原や、公園に捨ててあるものを拾った時、ではないだろうか。

私は、たまたま、「フランス書院文庫」を手にすることができ、Mに目覚めることとなった。
もうお亡くなりになられて大分たってしまったが、小説の著者は「蘭 光生」。スポーツ新聞に掲載されているアダルト小説程度しか目にしたことのない私は、むさぼるようにその世界に引き込まれていった。

何不自由なく、幸せに暮らしていた女性を襲い、陵辱する描写の細かさとしつこさに、ページをめくるたびに手が震えるほどの性衝動を感じた。

抵抗する女性を無理矢理縄で拘束し、複数の男性がじりじりと女性の身体に迫る。時に荒々しく、時にじっとりと一枚一枚衣服を剥がしていく様が、ページを一枚一枚めくっていく動作にも似て、自分が陵辱の現場に参加しているように感じたことを覚えている。

蘭氏の小説は、たまたまそこに、数冊置かれていた。きっと、処分に困ったものを、公園に捨てたのだろう。私は、表紙についた細かい砂を丁寧に払い、自分の部屋の参考書に挟んで大切に保管した。

友人たちが、アイドルの水着姿と読者のちょっとエッチな投稿が載っている程度の雑誌をこっそり隠している頃、私は全く次元の違う世界への衝動を隠し始めていた。
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コメント
この記事へのコメント
はじめましてm(_ _)m
まさに私の読みたかったブログを見つけた!
って思いです(*^_^*)
って、記事に関してですが、
私は拾ったわけではありませんが、友達がもってきてた、体験談を集めたような本が最初でした。
背中からぞわぞわ~とする感覚。
鼓動が明らかに今まで味わったことのないぐらい早くなり、本を持ってる手が震えました
それは、監禁に似た状態にされた女性がMに目覚めさせられた体験談でした
2006/02/20 (月) 02:36:12 | URL | こねこ #-[ 編集]
はじめまして!
背中がぞくぞくする快感で手が震える、って瞬間、Mの血が流れている人間にとっては、忘れられない瞬間ですよね。

「血」であるが故に、理性で制御できないつらさがあることも事実だと思います。

この後も、SMネタ、続きますので、今後ともよろしくお願いします。
こねこさんのblogも、楽しみにしています!
2006/02/20 (月) 03:18:59 | URL | cockshut #-[ 編集]
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