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Visions of Masochist
自分を律し、行き先を指し示す【Vision】。 しかし、行き先の分からない「背徳の幻想」が、私の中には存在する。
一線を越える時
 ボンデージ衣装、縄化粧、和服にOLスーツに各種の制服・・・。


 「女性」はどんな格好をしても、SMの舞台に映える美しさを放つことができると思う。


 しかし、M男性向けのビデオに出演しているM男性は、大抵やせてがりがりの初老男性か、でっぷり太った醜い腹部を晒す中年男性。


 なんとなく、感情移入できない、と思うことが多い。


 とはいうものの、AV男優みたいに、「無意味に日焼けしていてむっちりがっちりな男性」というのも「M男性」のイメージと違うような気がする。どういうのが一番イメージに合うのか?と言われると、具体的なイメージが持てない。
 「男性が見て楽しむビデオ」の限界かもしれない。結局、作り手は責めを受けている男性の姿に、「被虐美」を求めるよりも、責め手の女性の「加虐美」を売り物にしているのだから。


 責められる女性があれだけ美しいのに、どうして自分は男性で、男性の身体しか与えてもらえなかったのか。自分は、責めを受けながら、被虐の美しさを放つ存在になることはできないのか・・・
 そう考えると、私は「M男性」という自分を受け入れ、自分の被虐嗜好を存分に爆発させることができなかった。
 今はM男性向けのビデオも大分増えたけれど、私はそこにあるストーリーに自分をはめ込めるかどうかくらいでしか、この種のビデオで感じることはできないままだ。


 仮に、「S女性が見て楽しめるM男性モノ」に仕上げるためには、どんなM男性がぴったりくるだろうか。
 椅子に座って足を組み、エナメルブーツの爪先で頭を踏まれ、裸で土下座し、「ご調教をお願いします」と奴隷の挨拶をするM男性。
貴方は、その男性が、どんな男性でいて欲しいと思うだろうか・・・?


 私は、どうしても、「M男性」である自分の姿形が許せなかった。裸になっても、洋服を着ていても、身体に蝋を垂らしても、「被虐美」を発することができない自分がイヤになるばかりだった。


 私は「男性」で、「M」なのに、なかなか手に入らなかった貴重な北川プロのビデオではなく、シネマジックのビデオばかりで興奮を覚えている。


(女装、してみようかな・・・)


 何年もの間、越えないでいようと思っていた一線を越える時が、私についに訪れていた。




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テーマ:SM - ジャンル:アダルト

コメント
この記事へのコメント
おひさしぶりです
そうなんですね。。こういうきっかけがあったんですね
「被虐美」これはご主人様も求めていると思います。
だからご主人様の写真は「ただ綺麗に縛られたお人形」的美ではなく、ぞくっとくる写真になってます
確かに男性のMさんの外見的イメージは上記のような感じかもしれませんね、私も(汗)
でも、例えば私が男として、被虐的なコウフンを得るのに、一番クルのはやはり「表情」だと思うんです
ホテルでしか見たことありませんが、SMのAVでも、虐められてる女性の顔かたちより、体系などより、とっても綺麗な女性でもニコニコ笑って虐められてたり、あまりにも作りのアンアンを連呼してたり。。
そういう「本気」が感じられない、虐められてる感が薄い表情だと、途端に覚めてしまいますから(汗)
きっと。。cockshutさんの表情はイイ表情してると思えますが(*^_^*)

2006/04/27 (木) 22:26:17 | URL | こねこ #-[ 編集]
【本気】の表情
こんにちは。
「美」の感覚ってもちろんいろいろ、で、だから虐められてる感が薄いけどキレイに録ってあるだけ、っていうのもありなんでしょうね。
実はビデオでも、あるメーカーとか、ある時期とかに、こういう「ちょっと違うよなあ・・」っていうのがあったりします。

望んでない、壊されたくないものを無理に引きはがし、本気で抵抗するところを無理矢理・・・。

おっと、昂奮してしまいました(^^;)、続きは妄想シリーズで、書いてみます
2006/04/29 (土) 06:11:11 | URL | cockshut #-[ 編集]
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