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Visions of Masochist
自分を律し、行き先を指し示す【Vision】。 しかし、行き先の分からない「背徳の幻想」が、私の中には存在する。
被虐美と加虐美
 最近、ほぼ毎日欠かさずさやかさんのブログをチェックしている。人気blogなので、コメントやトラックバックのやりとりがとても活発なので、スパンキングを中心に、女性・男性、そしてそれをする側、受けたいと思う側それぞれの人々がコメントが見られてとても興味深い。

 「女性の被虐美」を男性が語るスタイルのサイトやblogは非常に多い。私も一人の男性として、また、女装趣味者として、心の中に持つ被虐女性の理想像について語り始めれば、しばらく話題は尽きないと思う。

 しかし、「男性の被虐美」となると、一気に話題が難しくなる。
 さやかさんも語っていらしたように、

【相当ひどく打たれてもピクリとも動かず悲鳴もあげずじーっと耐えてる男と一打ち毎に悲鳴を上げる男のツーパターン】

 はM男性の反応としてはオーソドックスだと思う。

 全く無言で、全く反応しないM男性はつまらないと思うS女性が多いと思うし、我慢も出来ず最初から喚くばかりのM男性に「美」を求めるのは酷だろう。

 きちんと手入れされた身体。人格を感じさせる抑制の効いた態度、真摯に苦痛を受け止め、それでも限界を超えた時に発せられる悲鳴、そして、脂汗。

 男でも女でも、「被虐美」の表現にはある程度共通項がある。女性が悲鳴を上げる姿に性欲を刺激される男性が非常に多い分、男性のそんな姿に興味を持つ女性の珍しさがやや目をひくだけで、根本的な差はないと思う。

 けれど、「加虐美」についてもはその関係は成り立たないような気がする。

 女性を責める男性の姿に「美」を求めないのはセオリーなのだろうか。惨めな中年男に絶世の美女が捉えられ、責められていくストーリーは、中年男が惨めであればある程女性の美しさが際だつかもしれない。けれど、「美女と野獣」パターンだけでなく、「美女と美男」があってもいい。

 「オジサン」全開なたるんだ半裸の姿は、同じ男性として見たくない絵面の一つ。AVがそろそろそういう方向に進んでくれてもいいんじゃないかな、と時々思う。

 また、女性の「加虐美」も、満足できるものに出会えることはとても少ない。いかにも「女王様」メイクとコスチュームで、鞭を乱打する姿は日本のビデオ作品で割とよく見ることができるけれど、大抵はやり過ぎの観が強い。
 外国モノは、ただ皮膚が真っ赤になるまで叩きまくるものが多い。女性になまじ腕力があるので、打擲に「腰」が入っておらず、まるで「騒音おばさん」が布団を叩くかのような叩き方をしている映像が多く、これも感情移入できない。

 非力な女性が、全身を使い一振り、また一振りと奥歯を噛みしめて力と想いを込め、次第に息が弾ませながら打擲を加える姿に、私は加虐美の理想を見る。

 肉眼でそんな光景を目にすることができる幸運を得たM男性は、少数派かもしれない。「美」については女性の足下にひれ伏すだけしかできない男性の一人として、その美しさに身を捧げたいと願わずにはいられない。
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 cockshutさんのVisions of Masochistでさやかの男性のスパンキングについて書いた記事に返しのエントリーを書いていただけました。ありがとうございます♪ メディアに現れる画一的な表現についての男性からのご意見・・・嬉しいです。みんなも大きな声で言いましょう!な
2006/06/15(木) 04:15:06 | スパンキングとSM
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