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Visions of Masochist
自分を律し、行き先を指し示す【Vision】。 しかし、行き先の分からない「背徳の幻想」が、私の中には存在する。
PantyHose
 パンティーストッキングは和製英語であることを、後にイギリスのフェティッシュIRCチャットの女性(?)から指摘されて知った。

 ベージュ、濃紺、網の大小、シームの有無・・・。

限りなく細分化されるほど、パンティストッキングに焦がれる男性は多い。

しかし、それを「履いている女性の姿」に憧れるのか、「履き古したストッキングそのもの」に憧れるのかは大きい違いである。
 初めて「女装」らしきものをする時、一番手に取りやすいアイテムはストッキングだろう。コンビニで買うにしても、スーパーの特売を何気なく買うにしても、下着や女性の洋服を手に入れるよりはいいわけがたやすい。

 そして、女性からすればどうということのない、薄いナイロンの膜が自分の両足を包み込んでいく感触に、多くの男性は強烈な憧れを抱くものなのである。

 SMビデオを何本か見始めてしばらくすると、ストーリーの中で陵辱されていく女性に感情移入している自分に気づいた。
 鞭や蝋燭やクリップを使い、女性に迫っていく男性としての気持の高鳴りではなく、自分の身を守るものを一つ一つ、無理矢理に剥がされていく屈辱感を、感じようとしていたのかもしれない。

 一人暮らしだったから、両足にカミソリを当てることに、抵抗も障害も無かった。両足の面積は思ったよりずっと広く、シェービングには慣れていたはずが、思いがけず時間がかかったのを覚えている。

 スーパーで買った、40デニールの黒いストッキング。

それが、私の身体を初めて包んだ、女性だけの、衣服だ。

畳敷きの狭い6畳の部屋に、小さい鏡を置き、足下を写して見る。遠目に見れば、テレビの中の女性の脚と、そう変わらないようにそのときは見えた。

ビデオの中では、黒いストッキングを履いた女性が、両足の膝の上、膝下、足首を厳しく麻縄で縛られ、じわじわと、まくられていくスカートの裾を見つめ、呻いていた。

手近にあった、新聞紙を止めるビニールひもを使い、同じ格好に自分を縛った。軽く、後頭部を走る熱感に痺れた後、私が画面に映っている女性の脚を鈍い色で厳しく戒めている麻縄に目を奪われていくのに、そう長くはかからなかった。
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テーマ:フェチ - ジャンル:アダルト

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